九州美食研究ブログ

九州地方の郷土料理を食べ歩いたり、調理、研究して紹介するブログです!福岡を中心としたグルメの食べ歩き記録の記事も載せていますので、そちらも是非!

美味しすぎる温泉湯豆腐!!

今回は知り合いから頂いた温泉湯豆腐なるものを紹介致します。

 

佐賀は嬉野温泉街にある「宗庵よこ長」

私は行ったことがないのでどの様なお店か分かりませんが、

歴史のある大変人気のお店とのことで、知り合いが1時間並んで購入&郵送してくれました。

 

何も知らずに受け取った私は、恥ずかしながら

「豆腐に1時間待ったのか…これで(約)2000円もするのか…別に豆腐好きなわけでもないんだけど…」

などと全く期待していなかったのですが、食べてみて衝撃が走りました。

 

とろけるような触感とほのかな甘み、喉を通る感覚も心地よい。。

一晩でペロリと一丁食べてしましました。

 

というわけで、

 

早速作ってみましょう!!

 

 

 

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同梱されている謎の水。温泉水?

こちらの調理水で豆腐を煮ていきます。調理水には塩気やほのかな何らかの香りが感じられます。温泉水でしょうか?

 

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煮ていくと泡が立ち、白濁してきました。

豆腐を煮ていくと泡が立ってきますが、この泡は取り除いてはいけません。

泡も温泉湯豆腐の一部なのです。

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野菜は別で煮ました。

10分ほどで完成!

後はレンゲですくって食べます。

豆腐の美味しさもさることながら、白濁した調理水がなんとも美味なのです。。

美味しすぎてほとんど飲んでしまいました。

 

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野菜や肉のつけダレも同梱されていました。

野菜や肉用に特製のタレが付いていました。

オリジナルのタレなのかこちらも非常に美味しかったです。

多少濃くなりますが、豆腐につけてもいけます。

 

白濁した調理水が少し余ったので、豚肉と白菜を追加して食べましたが、

最後の最後まで美味しかったです。

あまりにも美味しかったので、次回は現地まで食べに行ってみたいと思います!!

博多の鶏料理 「水炊き」と「かしわ飯」

今回は博多の郷土料理「水炊き」と「かしわ飯」を作っていきたいと思います!

 

~「水炊き」とは?~

関西にも水炊きはあるようですが、今回は博多で長年親しまれてきた水炊きです。

鶏のぶつ切りなどで出汁をとり、野菜や鳥団子などを煮てポン酢で食べるという料理です。現在の博多にある水炊きのお店ではスープに白濁系と澄み系があります。

水月」「水たき 長野」「博多水炊き華味鶏」など、博多や中洲、天神には多くの専門店があり、連日の賑わいを見せています。

 

~「水炊き」の歴史~

元々は家庭でのおもてなし料理らしいのですが、水炊きの発祥を検索すると1905年創業の「水月」さんが出てきます。創業者の林田平三郎が西洋料理の「コンソメ」と中華料理の「鶏を炊き込む」という西・中の”スープ料理”をなんとか日本風にアレンジできないものかということで、水炊きを生み出したとあります。

福岡の早良区の山奥では古くから鶏食の文化が色濃く残ります。私が保健所で衛星講習を受けている時には早良区の鶏の生食を危険視する話を聞くことがありました。(現在ではあまり生食はされていないようです)また、FBSの「頑張る君に花束を」という番組で早良区のとある地方では、お客様が来た時に飼っている鶏を一羽丸々使用しておもてなし料理を振る舞う文化が近年(20年ほど前)まであったことを示唆する内容が放映されていました。

福岡に関わらず九州では鶏の消費量が他の地方に比べて圧倒的です。これは鎖国の際に長崎から鶏の外来種が入ってきたことや、闘鶏文化からきているとありました。ともかく九州では一早く鶏食の文化が広まり、現在まで強く残っていることが分かります。

水炊きは家庭のおもてなし料理としての一面と、林田平八郎によるレストラン料理としての一面が、時代と共に混ざり合い現在に至ったのではないかと私は考えています。

※あくまで一考察ですので今後の研究課題とします※

※鶏を一羽振る舞う文化は佐賀や大分にも残っています※

 

~かしわ飯とは?~

かしわ飯とは鶏肉を野菜と炊き込んだ、炊き込みご飯の事です。福岡のうどん屋に行くとほぼ必ず置いてあり、セットメニューとしてもポピュラーですね。

「かしわ」とは鶏肉の事で、九州の方言だと思われている方もいますが、九州以外でも「かしわ」と呼び名が残っている地域があります。「かしわ」とは元々江戸時代の肉の隠語で植物の「柏」からきていると言われています。

同じような郷土料理が大分にもあり、こちらは「とりめし」と呼ばれています。明確な違いはないようですが、とりめしの方は吉野のとりめしと呼ばれ、保存会のレシピを見ると、具材は鶏肉とごぼうのみで炊き込みご飯ではなく炊き上がる直前に具材を混ぜ込む混ぜご飯であるようですね。食べ比べてみてもあまり味の違いは分かりませんでした。

※江戸時代の生類憐みの令によって肉食が禁忌とされた為、肉の隠語が生まれました※

※吉野のとりめしの吉野は屋号ではなく、地域のことです※

 

~かしわ飯の歴史~

かしわ飯も元々家庭のおもてなし料理で、大正時代からは駅弁としても人気を博してきたようです。今でもうどん屋やスーパーやデパートの総菜としても人気が高く、必ず置いてありますよね。駅弁では折尾駅の「かしわ飯」が有名ではないでしょうか。

 

 

~水炊きを作ってみよう~

水炊きのレシピを調べると色んなレシピが出てきますが、今回はシンプルに鶏の出汁のみで野菜と鶏団子を食べてみました。

それではレシピから

  1. 鶏の骨付きのぶつ切りを下茹でしてから、出汁が出るまで煮る。
  2. 出汁が出たら、野菜と鶏団子を煮てポン酢で食べる。

※鶏団子は鶏ミンチとネギのみじん切りと卵と片栗粉を適当に混ぜて団子状に※

これだけです!が、これが意外と大変です。

まず、綺麗に灰汁を取りながら3時間ほど弱火で煮ていきます。私は黄色い脂が浮かんでくるまで煮ます。これは骨の髄と思われますが、うま味が詰まっています。

昆布などを入れるとより味わい深くなりますが、今回は鶏の出汁と塩しか入れてませんが、十分に美味しくいただくことが出来ました。

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ぶつ切りと手羽先を入れています。ネギの青い部分で臭みを消します。

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ネギ、白菜、豆腐、鶏団子、キノコなどを投入。

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煮込まれてうま味が流出したぶつ切り、だけど美味い。

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手羽先。ぷりぷりで美味しい。

鶏団子や野菜の写真は上手く撮れなかったので割愛しました。

ポン酢に大根おろしを入れたらどうかなと思いましたが失敗でした。水炊きは繊細なスープなので、大根おろしを加えると味がぼやけてしまいました。

また、今回は白濁系のスープは大変そうなので避けましたが、十分美味しく出来ました。

注意点としては鶏は必ず国産のものを使って下さい。ブランド鶏などでもうま味の出方や臭みの有無が全然違います。

やはりシンプルで繊細な鍋なので、素材にはこだわっていきたいですね!

 

 

~かしわ飯を作ってみよう~

大分の吉野のとりめしのように炊き上がったご飯に具材とタレを混ぜ込むレシピもありましたが、タレだけは最初から炊き込む方が楽です。混ざりやすく炊き上がりの米の硬さも容易に調整できるからです。

というわけでレシピから

  1. 鶏もも肉としいたけ、ささがきごぼう、千切りにした油揚げを炒めた後、酒、みりん、醤油味付けします(ご飯に入れて炊き上げるので多めに調味料は加えます)
  2. 1.から具材を取り除き、残った調味料と研いだ米を一緒に炊く
  3. 炊き上がったら具材と米を混ぜ合わせる

 

難しいことはありませんが、味付けの仕上がりが想像しづらいので何度か試してみると良いと思います。

醤油:酒:みりん=2:1:1

私は米2.5合の場合 ↑の調味料を170mlくらい加えて、炊飯器のメモリまで水を入れて炊いていますが、好みで調整した方が良いです。

※本だしや白だしなど加えるとよりお店っぽい味にまとまります※

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今回は水炊きの出汁も入れてみましたが、なくてよいです。

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炊き上がって混ぜました。

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お握りにして食べまして。美味しい。

~終わりに~

今回は「水炊き」と「かしわ飯」を作ってみました。

どちらもほっとする味で非常に美味しかったのですが、また色々レシピを変えて作ってみたいなとも感じましたね。

今後も作り続けてより美味しく、簡単に出来るレシピを探していこうと思います。また、今回調べていく中で、九州の鶏食の歴史にもまた不明な点がいくつか出てきたので、併せて調べていきたいと思います。

 

 

魅惑の料理 「りゅうきゅう」の正体

 皆さま「りゅうきゅう」って知っていますか?

大分県出身の方なら皆ご存知、しかし一度大分県を出ると隣の県でもあまり知られていないという謎の料理「りゅうきゅう」。「りゅうきゅう」は非常に美味で、ご家庭でも簡単に作れる魅惑の郷土料理なのです。皆さまにも広く「りゅうきゅう」の魅力を知って楽しんで頂きたいので、今回紹介させて頂きたいと思います!

 

 ~「りゅうきゅう」とは~

「りゅうきゅう」とは簡単に言うと大分の郷土料理で魚の切り身の‘‘漬け‘‘のようなものです。

しかし何故、大分県で沖縄のような「りゅうきゅう」という名前がついているのでしょうか?これは諸説あるのですが、良く分かっていないそうです。

元々は漁師めしで、沖縄の漁師から伝わった説、魚の切り身の端っこの部分を使う事から日本の南端にあるりゅうきゅうの名前が付いた説、胡麻を使用することから利休和えがなまった説など様々あります。

(私も大分県に住んでいた時に、色んな人に聞いたり調べてみましたが皆回答はあやふやでした。)

個人的には沖縄を指す「琉球」に何らかの関りがあるのではないかとは思っていますが。

大分県では地域にもよりますが家庭料理として親しまれており、そのレシピには決まったものはありません。下記は簡単なレシピです。

 

・醤油:みりん=2:1

・ゴマ

 

これを魚の切れ端に数分和えるだけです。

ここに酒を入れたり、ごま油を入れたり、ショウガなどの薬味を和えるパターンもあります。私の佐賀関の友人の実家では味噌を入れたりもするそうです。

魚もアジやサバ、ブリなど生食用である必要はありますが特定の魚をつかうという事でもありません。大分の国東市に住んでいた頃は、スーパーに「りゅうきゅう」という名の色んな魚の切れ端セットが売っていたりしました。

また、50年ほど前は「りゅうきゅう」のことを「お茶漬け」と呼んだりしていたそうです。これは「りゅうきゅう」をお茶漬けにして家庭では食べていたということでしょう。

地域や時期によってさまざまな変化をする「りゅうきゅう」を定義するのは難しいのかもしれません。

 ※冷蔵庫のない時代は保存の為に、漬け込んでいたという話も聞きますし、実際漬け込んで提供しているお店も多くあります※

 

~類似料理との違い~

「りゅうきゅう」の話をする時に「それつまり漬けの事?」とよく聞かれますが、同じものなのでしょうか。

大まかには同じ。

です。

江戸前のお寿司屋さんなどに行くと、よくマグロの漬け等が置いておりますよね。勿論お店によって味の相違はあるのでしょうが、大まかに違いを挙げると

 

①基本的には和えるだけで、漬け込むわけではない。

②「りゅうきゅう」はみりんの割合が多く、比較的甘い味付けになる。

③「りゅうきゅう」のたれは昆布などの出汁の様なものは入れない。

 ※検証していませんので、主観です。今後も調査していきます※

 

という点になります。

有名どころでは福岡県の「ゴマサバ」なども非常によく似た料理ではありますが、「ゴマサバ」の方は読んで字のごとくサバを使用すること、とショウガなどの薬味を強く使用する印象がありますが、タレ自体に明確な違いを見つけることは出来ませんでした。

 

 

~実際に「りゅうきゅう」を作ってみる~ 

私も色々なレシピで作ってみましたが、今回はショウガやニンニク等の薬味を使用しないとってもシンプルな下記のレシピで「りゅうきゅう」作ってみました。まずはレシピから

①魚に塩を振り、10分ほどおいて、表面の水分をふき取る

※臭みを抜く為と、水分を抜いたほうが味の通りも良くなります

②適当に切った魚と下記を合わせて10分ほど置く

・醤油:みりん=2:1

・すりゴマ(orいりゴマ) 適量

・ごま油 適量

③ネギとすりゴマ(いりゴマ)をちらして完成

※分量は切り身の量によって変わりますので、そんなに細かく気にしなくて大丈夫です※

 ※甘いのがお好きな方は、醤油とみりんを1:1にしても良いと思います※

以上!簡単です。

魚は何でも良いですが刺身用を使用することと、生食用と言っても血が回ってしまっているものや、臭いが強いものを使うと美味しくないので避けること、こちらに気を付ければ美味しく出来ます。

※「りゅうきゅう」は冷蔵庫で2日程度は持ちますが、魚の種類や状態によっても変わりますので梅雨や夏の間は特にお気をつけください※ 

 

 

ではどんな魚を使用するのが良いのでしょうか。

飲食店でよく見るのは、アジ、ブリ、タイ、サバなどですね。マグロが実は「りゅうきゅう」の元祖ではないかという意見も見つけました。近年ではサーモンなどが入っているものもあります。

郷土料理という点を踏まえると九州名産の青魚、手に入りやすいアジなどが良いのではないでしょうか。

大分県保戸島では、明治中期程からマグロの漁業が盛んに行われている事から、マグロ原始説も頷けるところはあります※

 

今回はスーパーで見つけてきた(特売していた)、ブリ、サーモン、キハダマグロ、カツオで作ってみました。

 

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ブリ、歯ごたえがあって美味しいです。

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サーモンハラス、脂がちょっとくどいです。

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キハダマグロ。刺身よりも美味しくなります。

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カツオ。今回は一番美味でした。

ブリやカツオは新鮮なものでないとショウガ等を加えても臭くてダメでした。できるだけ鮮度の良いものを選ぶのがコツですね。ゴマはすりゴマを使うとよりコクが出ますが、好みで使い分けると良いでしょう。また、和えた汁(タレ)は魚の臭みを持っているそうなので和えた後は捨てた方が良いとのレシピも見つけましたが、魚にもよります。個人的には丼やお茶漬けにするのならタレは使用すると良いと思います。

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3日漬けたマグロはトロトロになります。

 

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卵黄を落してお店っぽく。


またお茶漬けにアレンジしたりと、色々楽しめます。「りゅうきゅう」調べていく過程で大分県やほかの地域にも「りゅうきゅう」に似た郷土料理が様々にあることが分かりました。そちらも作ってみたりしながら今後も色んな魚や、レシピ、アレンジをしながら研究を重ねてみたいと思いますので、是非皆さんもお試しください!

 

 

~疑問と今後の考察~

…と、ここまで「りゅうきゅう」に関して書いてきましたが、何点か気になる事が出てきました。

  1. 「りゅうきゅう」の名前の由来は?
  2. 「りゅうきゅう」はいつから大分で食べられているのか
  3. 類似郷土料理との接点は?

 まず、1.に関しては「りゅうきゅう」を愛する者たちの永遠の命題だと思います。今後大分の歴史や他の郷土料理を研究していくことで自分なりの答えを出そうと思っています。

次に、2.に関して「りゅうきゅう」は果たしていつ頃から、大分県民に食されていたのか、この答えを探ることで「りゅうきゅう」への深い理解が得られそうです。

そして最後に3.に関して、今回「りゅうきゅう」を調べていくうちに大分県にいくつかの類似の郷土料理を見つけました。杵築の「うれしの」、佐伯の「あつめし」、津久見の「ひゅうが丼」などです。これらと「りゅうきゅう」が同じものであると言い切っている方もおられましたが、果たしてどうなのでしょうか。一つ一つ実際に作ったり調べたりしながら、理解を深めていきたいなと考えています!

 

 

 

福岡のおすすめ焼肉。「利花苑」のランチ!

大名に本店を置く福岡市の老舗焼き肉店「韓国焼肉梨花苑」。

夜のメニューは大体飲み物込みのコースで6000円~10000円ということで、少々高級で入りづらいイメージでしょうか?

 

そんな時は是非ランチでのご利用をお勧めします!

 

ランチのメニューはカルビランチや角切りランチなど、上質な焼肉定食が1000円~2000円程で頂くことが出来ます。

 

5年程前は桜坂辺りの梨花苑さんに通っていましたが(割と人が少なく並ばずに入店できていました)、閉店されていたので今回は大名の本店へ向かうことに!

 

電話で確認するとランチメニューでの予約は出来ないとの事(6名以上や通常の焼肉メニューであれば予約可)でしたので、並ぶかなとは思いましたが伺ってみました。

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歴史を感じる店構え。

1階の入り口エレベータ―に「ランチメニューのご利用の方は3階へ」と書かれていたので、三階へ。3組待っているお客様がいましたが日曜日の12時台だったので、これくらいは想定内。10分ほどで二階の座敷に案内されました。

 

店内は高級感と清潔感を感じる趣ある内装で気分が良くなります。

 

ランチメニューは種類も豊富で迷いましたが「りかえんランチ 1850円」「壺漬けランチ 1300円」「ランチ限定!キムチ 150円」を二人でシェアして頂くことに。

 

 

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壺漬けランチ。壺の中には150gのカルビが。

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りかえんランチ。見た目にも華やかです。

りかえんランチのほうは白ご飯ではなくビビンバでした。個人的には焼肉は白ご飯で頂きたいですが、こちらのビビンバは非常に美味しいので全然問題なし。

 

肉は塩タン、豚トロ、塩ミノ、カルビが付いています。味の方は言うまでもなく絶品です。特にカルビは程よく脂が乗り、上品でジューシーな味わいです。

 

ランチキムチは辛み、酸味、塩味が控えめでさっぱり頂くことが出来ます。

 

壺漬けランチの方は、タレ漬けのカルビの一種類でしたが、こちらもボリューミーで非常に美味でした。

 

りかえんランチはバラエティに富んで美味しいのですが、一人だと量が少し多いので他のランチとシェアしながら楽しむのが良いと思いましたね。

 

店員さんも親切で、気持ちの良い大満足のランチとなりました。一人でランチに来られている方もいたので、お一人様でも利用しやすいのではないかと思います!

 

今日はちょっとリッチな焼肉でランチだ!という日には是非お勧めなお店でした。

 

 

旬のハガツオを食べてみました。

ようやく残暑も姿を隠し、短い秋がやってきました。

 

 

近所のスーパーを除くと、美味しそうなハガツオが並んでいたので、ツマミにしようと買ってきました!

 

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背中の部分ですが、ハガツオ特有の縞模様があります。

 

このハガツオ、よく目にする鰹とは種類が違います。

秋から冬にかけて脂がのってきますが、残念ながら味の評価は鰹よりも劣るそうです。

特徴は背中の縞模様で、身は鰹よりも若干赤みが少ないように感じますね。

味は鰹よりもたんぱくであっさりとしています。

鰹独特の臭みが苦手な方は、こちらのハガツオの方が美味しく食べられるかもしれません。

 

 

調理するのは面倒だったので、刺身にして頂きました。

皮は剥ぎやすいので半分がサクッと皮を剥いで、もう半分はフライパンで炙ることに。

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皮を引いた刺身、さっぱりして美味しいです。

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こちらは炙り。香ばしいです。


ショウガやニンニク、ネギや玉ねぎ、お好みの薬味と、ポン酢や醤油で合わせて召し上がってみてください!

 

 

私はビール党なのでビールばかりですが、日本酒や焼酎と合わせる方が良いかもしれませんね!

 

秋のおつまみに是非!!

 

まさる。

福岡のソウルフード 「天婦羅処ひらお」の天ぷら!

 

言わずと知れた福岡ソウルフードの一つ、天ぷらの「天婦羅処ひらお」(以下「ひらお」)。

 

揚げたての美味しい天ぷらを非常に安価で頂くことが出来ます。

ちなみに福岡の三大フードといえばお好み焼きの「ふきや」、ラーメンの「元祖長浜屋」、うどんの「牧のうどん」と言われていますが、人によっては、「ひらお」を三大ソウルフードに数える方もいます。それくらい福岡県民にとって身近で人気のあるお店なんですね。

 

 

三年程前に東方ビル1階の天神に初来訪した時には1時間半くらい並びました。

ビルの改装に伴う閉店の影響もあって、一日中ビックリするくらいの行列でした。

今回はそこまで並んでないということで、新しく開店されたアクロス福岡店に行ってみることに。

日曜日の12時半という超ゴールデンタイムに行きましたが、行列は20人程だったので並ぶことにしました。

店員さん曰く、50分ほどの待つとのことでしたが、非常に回転の速いお店ですので、予想通り30分ほどで席に着くことが出来ました。

 

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感じの良い接客と、テキパキ作業する料理人さん

 

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まずはご飯とみそ汁が。食べ放題の塩辛とナスの甘辛煮と。

 

ここから、天ぷらが一つ一つ揚げたてが出てきます。熱々なので、少し冷ましながらご飯と頂いていきます。

今回は天ぷら定食(税込み770円)を注文しました。

 

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ナス。サクサク。トロトロ。

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白身魚。ほくほく美味しいです。

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キスとカボチャ。

こんな感じで出てきます。他にもピーマンや鯖、イカなども出てきました。

天つゆは少し醤油が強くてしょっぱめですが、大根おろしが良い感じです。

値段も安く、美味しく、お腹いっぱいになります。観光の方も多く見られました。

 

 

待つのがお嫌いな方は、ランチタイムを外していくと割とすんなりと入ることが出来る

ようですよ!

 

福岡に来られた方は是非訪ねてみてください!

 

まさる

深緑のウイスキー

ジャパニーズウイスキーの最高峰の一つであるサントリーの白州。

山崎蒸留所ではなく、山梨県の白州(地名)の深い森の中で醸造されるのだと聞いています。

 

 

その味わいは洗練されて深みがあり、その独特のブレンドによって森の深緑を思わせる香りがするのです。

 

 

現在はウイスキーブームで原酒不足になっており、ノンビンテージでも手に入りにくくなっています。

 

私が初めて白州を飲んだのは約10年前ですが、当時はコンビニでも手軽に手が入り、今よりもぐっと安価でした。

 

現在はノンビンテージでも店頭価格で7000円前後しますし、その希少性から酒場などで注文すると、1杯で1300円以上もしたりします。

 

 

当酒場はこちらの白州をお祝いで頂いていますので、なんと1杯 800円にて提供いたしております。(メニューには載せていませんが。)

 

このようにお求めやすい値段(1000円未満)で白州を提供している酒場を見つけたら

 

当たりです。

 

 

是非!お財布の紐を緩めて注文しましょう!

グイっと喉に流し込み、目を瞑ると、南アルプスの深緑の山々が目の前に広がるかもしれませんね。

 

秋の夜長のお供に、是非。。

 

 

まさる

 

 

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久しぶりに店のバックヤードに誕生した、白州(ノンビンテージ)